2010年03月27日

【風】「エリート公立校」誕生へ(産経新聞)

 先週に引き続き、公立校についてのお話を。週末にご紹介したメールには《公立高校で勉強すれば難関大に合格できるように》とあったが、これを目指した取り組みも始まっている。

 大阪府の橋下徹知事が「日本のトップになるようなカリキュラムを組み立ててほしい」とはっぱをかけ、平成23年度から大阪府立の高校で導入される「進学指導特色校」構想がその一つ。平たくいえば、東大や京大などへの進学者を増やす「エリート公立校」をつくるのだ。

 指定校は、過去の進学実績などから、北野▽豊中▽茨木▽大手前▽四條畷▽高津▽天王寺▽生野▽三国丘▽岸和田−の計10校に決まった。残念ながら府内出身である筆者の母校は選ばれなかったが、名前を見ると旧学区での偏差値トップ校がずらりと並んでおり、「仕方がないのかな」と妙に納得してしまった。

 構想では、この10校に「文理学科」という専門学科を置き、府内全域から生徒を募集。高度な学習を行うほか、大学との連携や海外への短期留学なども検討されている。

 府教委の担当者に聞くと、「特色校では生徒が希望する進路の達成度を高めたい」とのこと。だが、内部では、これまで府立高校からの入学が約千人だった東京、京都、大阪、神戸の各国立大や慶応、早稲田といった難関私大について、合格者約6割増を目指すもくろみもあるのだとか。

 さて、ここで聞いてみた。「エリート校に行けば、塾や予備校は不要になるんですか?」

 「十分なものを提供したい。今でもそうですが、塾や予備校に通うことを前提にした授業をするというわけじゃないです」と担当者。さすがに府教委の立場で「塾はいらない」と言えないようだ。

 難関大の合格者が多い私学でも、塾や予備校に通う生徒は多いというから、学校教育の充実で塾通いが激減するわけじゃないかもしれない。ただ、例えば塾や予備校のカリキュラムの聴講を1つやめたり、通う日数を減らしたりすれば、それだけでコストカットになる。公教育の充実はぜひとも実現してほしい。(真)

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2010年03月26日

嫡出子認定、判断先送り=性別変更者の人工授精−千葉法相(時事通信)

 千葉景子法相は23日午前の記者会見で、性同一性障害により女性から性別を変更した夫が妻との間に人工授精でもうけた子の嫡出子認定について「行政的な運用で対応するのは難しい」との見解を明らかにした。その上で、生殖補助医療に関する包括的な法整備が行われた後に認定の判断を先送りする方針を示した。ただ、法整備の時期的なめどは立っておらず、問題の長期化は必至だ。
 女性から性別変更した兵庫県宍粟市の男性(27)が人工授精でもうけた子の出生届が昨年11月に受理されなかった問題を受け、法相は1月、嫡出子として認定する方向で早急に救済する考えを表明した。しかし、この日の会見では「生殖補助医療による親子関係の統一的基準が必要だ。当初の認識は十分でなかった」と述べ、厚生労働省の主導による法整備が先決と説明した。 

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2010年03月23日

政治主導、国会活性化の2法案 来週審議入りへ 与党3党が合意(産経新聞)

 民主、社民、国民新の与党3党は16日、国会内で国対委員長会談を開き、国家戦略局設置などを盛り込んだ「政治主導確立法案」と、官僚答弁禁止や副大臣・政務官の増員を柱とする「国会審議活性化関連法案」を、来週中にも衆院で審議入りさせ、今国会で成立させる方針で一致した。

 活性化関連法案については民主党は17日に党所属議員への説明会を行う予定で、小沢一郎幹事長も出席し、党内意見のとりまとめを急ぐ。そのうえで来週中にも衆院本会議で両法案の趣旨説明を行う考えだ。

 一方、民主党の山岡賢次国対委員長は会談後、両法案の施行時期について「次の国会から適用する」と述べたが、党内には「副大臣・政務官の増員は今国会中に実行した方がいい」(党幹部)との意見が強く、調整が続いている。

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